北京での講習会
2018.12.01
11月24日に日本を発って、25日26日と北京でろうけつ染の講習をしました。
会場は企画してくれたCaiさんの生徒さんが教頭先生をしているという学校。
映画の学校とは聞いていたのだけど、失礼なことに各種学校くらいかと思っていましたら大きな大学。
有名なスターや監督、撮影関係の人たちを輩出しているそう。
その生徒さん昨年も受講してくれて、映画学校の教頭先生って聞いていたのだけど、
今回行ってみて本当にびっくり!!
ちょっとネット検索すれば分かったのに恥ずかしい〜
その一室での講習会。
昨年、教室に来て講習を受けた人たち、中国に帰ったら逆ヒビがうまくいかないそう。
多分、染料とアルコールのせい。
アルコールの種類よりも染料の影響が大きいと思うけど。
日本とは同じものが入らないので私も試してみないといけないかも知れない。
これサンプルです。
まずは図案を写して......
今回は葉を逆ヒビにしますのでしっかり色を入れます。
使う染料の説明も交えて進めます。
ヒビ蝋を置いて
ヒビを入れて
蝋を剥がす
剥がしたら伏せ蝋、ちなみに中国では蝋は蜡と書くそうです。残りの葉もヒビを入れて、影付けをします。
実を染めたら蝋置き、バックグラウンドをぼかし染め。
メリヤスの生地が厚くてすごく染料を吸うので急遽小さくしてもらいました。
寒いから分厚いのかなぁ〜 あ、Tシャツの生地って言えばよかったかな?
ぼかし染めが出来たら、蔓を描いて完成。
みんな完成してとても嬉しそうでした。