ろうけつ染めの技法−1
2017.12.01
ろうけつ染めのWork shopに台湾からいらしいたお二人。
ろうけつ染めの手順の参考にちょうどいい感じなので技法でアップします〜
まずは図案を写して![]()
葉にいろいろな色をぼかし染めします。![]()
葉の上に薄くヒビ蝋を置きます![]()
薄くおいたろうにヒビを入れ、アルコールで色を抜きます。
色を抜くと書きましたが、漂白するイメージではなく
アルコールで色素を中に引っ張り込んで表面の色を薄くする感じです。![]()
ヒビ蝋を外したら伏せ蝋を置きます。
伏せ蝋はヒビが入らず色が入らない様にするための蝋です。![]()
重なった葉の伏せ蝋が終わったら重なりの影付けをして残りの葉に蝋を置きます。
同じ様にヒビを入れ蝋を外したら伏せ蝋を置きます![]()
伏せ蝋が置けたら実の染色です。![]()
実の染色が終わったら重なった上の実だけ伏せ蝋を置きます。![]()
重なった下のみに影付け![]()
残りの実に蝋を置き、
全体に蝋が置けたらバックグラウンドを染色します![]()
全体に色が入ったら、バックグラウンドのぼかし染め![]()
蝋を外して蔓や枝を書き入れます。![]()
講習会ではなく教室で教える場合は乾いてモデラを入れてから蔓や枝を描き入れますが、
講習会の時は時間がないのでモデラ前に描いてしまいます。

