今月末の講習のための見本に制作した作品です。
まず、葉の部分を濃いめにぼかし染め。
その上に日々の入る蝋をのせて色を抜きます(逆ヒビ)
逆ヒビは葉脈が表現できるので楽しい技法です。
思うように色が抜けたらヒビ蝋を剥がし、ヒビの入らない蝋(伏せ蝋)でカバーします。
そのあと実の染色、これも思う色になったら伏せ蝋をおきます。
いつもでしたら身よりもかなり濃く背景を染めるのですが、
今回は全体として同じトーンで柔らかい雰囲気を出したかったので、
実のまわりだけ濃くして背景は同じような色合いにしました。
ふわぁ〜っとした感じでてますでしょうか?